一部では退団噂も…アーセナルFWペペが残留を示唆？「アーセナルとチームメイトと共に…」

　アーセナル所属のコートジボワール代表FWニコラ・ぺぺは、クラブへの残留を希望しているのかもしれない。25日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

　現在27歳のぺぺは、2019年夏に7200万ポンド（当時レートで約94億円）とも報じられた巨額の移籍金でリールからアーセナルに加入。加入初年度は42試合で8ゴール10アシスト、2年目となった2020－21シーズンは公式戦47試合で16ゴール5アシストとまずまずの成績を残したものの、2021－22シーズンは出場機会が大きく減少し、23試合で3ゴール6アシストという成績にとどまった。

　イングランド代表FWブカヨ・サカや同代表MFエミール・スミス・ロウ、ブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリなど才能あふれる若手にポジションを譲り、存在感が薄くなっているぺぺ。アーセナルが今夏の移籍市場で、U－21ポルトガル代表MFファビオ・ヴィエイラやブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスなど攻撃的な選手を補強したこともあり、一部では今夏にクラブを去る可能性があるとも噂されている。

　そんなぺぺが24日に自身の公式インスタグラムを更新。アーセナルのユニフォームを着た自身の画像とともに「夏の間、僕は一生懸命働いた。多くのことを変えた。アーセナルとチームメイトと共に集中し、決意を固めている」とのコメントを投稿。真意は定かではないが、アーセナルへの残留を示唆しているとも読み取れる投稿となっている。

　なお、『デイリーメール』によると、ぺぺに対してはリーズやセビージャ、リヨン、マルセイユなどが関心を寄せているという。しかし、アーセナルはいずれのクラブとも金銭面の条件で折り合いが付いておらず、同選手の去就は依然として不透明になっていると伝えられている。