ラムジーに続く大物獲得へ？…ニース、レスターから35歳シュマイケルの獲得で合意か

　ニースは、レスターに所属するデンマーク代表GKカスパー・シュマイケルの獲得で合意に達したようだ。1日、フランスメディア『フットメルカート』が報じている。

　現在35歳のシュマイケルは、レスターとデンマーク代表で守護神を務めるゴールキーパー。マンチェスター・Cの下部組織で育つも、同クラブのトップチームには定着することができず、レンタル移籍などを経て、2011年夏に当時チャンピオンシップ所属（イングランド2部）だったレスターに加入した。同クラブではすぐさまレギュラーに定着すると、2013－14シーズンにはプレミア昇格、そして2015－16シーズンには“奇跡”のプレミア制覇に大きく貢献した。

　そのシュマイケルは、レスターとの現行契約が2023年6月で満了に。そして35歳の守護神の獲得に動いたニースは、100万ユーロ（約1億3500万円）＋ボーナスという移籍金でレスターと合意に至った模様だ。1日には、シュマイケルとも3年契約の締結で合意。3日にもシュマイケルはフランスへと渡り、メディカルチェックの終了後に正式契約を結ぶものと見られている。

　ニースは昨季のリーグ・アンを5位で終え、8月中旬にヨーロッパ・カンファレンスリーグ出場をかけたプレーオフを控える。同クラブは1日、すでにユヴェントスを退団したウェールズ代表MFアーロン・ラムジーをフリーで獲得しており、ヨーロッパの舞台での戦いを前に、さらなる大物を補強することとなりそうだ。