メイトランド・ナイルズにプレミア3クラブが関心？…アーセナルも放出を希望か

　アーセナルのイングランド人MFエインズリー・メイトランド・ナイルズに対し、プレミアリーグの複数クラブが関心を寄せているようだ。25日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

　報道によると、サウサンプトン、ウェストハム、ボーンマスの3クラブが今夏のメイトランド・ナイルズ獲得を検討しているとのこと。中でもサウサンプトンが現在交渉を優位に進めているという。なお、サウサンプトンは買い取りオプション付きのレンタル移籍での獲得を希望しているようだ。ウェストハムやボーンマスが希望する移籍形態については明かされていないが、両クラブとも引き続き獲得の可能性を探っていく可能性が高いと見られている。

　アーセナル側は、メイトランド・ナイルズがミケル・アルテタ監督の構想に含めれていないことを考慮し、同選手を今夏に完全移籍で売却することを希望しているという。選手本人もより多くの出場機会を得ることを望んでおり、アーセナル退団には前向きだとも伝えられている。アーセナル側としては、レンタル移籍も視野に入れつつ、あくまで完全移籍での売却を目指して交渉を進めていくこととなりそうだ。

　現在24歳のメイトランド・ナイルズは6歳からアーセナルの下部組織でプレー。2014年のトップチームデビュー後は、本職のMFだけでなく、サイドバック（SB）やウイングバック（WB）としてもプレーし、同クラブでここまで公式戦132試合に出場し3ゴール8アシストを記録している。昨シーズン後半戦は出場機会を求めてローマにレンタル移籍で加入し、公式戦12試合に出場した。今夏にアーセナルに復帰したが、プレミアリーグでは開幕から3試合連続でベンチ外となっている。

　なお、同選手に対してはノッティンガム・フォレストからの関心も伝えられている。果たしてメイトランド・ナイルズは今夏にどのような決断を下すのだろうか。