最終ラインに危機のヴィラが新CB獲得へ…吉田の元同僚で日本戦でもゴールのポーランド代表DFと交渉か

　アストン・ヴィラがサウサンプトンのポーランド代表DFヤン・ベドナレク獲得に動いているようだ。27日、移籍市場に詳しいジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が、自身の『Twitter』で伝えている。

　報道によると、ヴィラはローン移籍でベドナレク獲得を目指しており、交渉は順調に進んでいるとのこと。センターバックの人材が不足しているヴィラは、すぐにでも契約を成立させるため、試合のある今週末も交渉を続ける方針だと報じている。加えて、買い取りオプションが含まれる可能性もあるようだ。

　現在26歳のベドナレクは、FWロベルト・レヴァンドフスキも輩出した母国ポーランドのレフ・ポズナン出身。2017年夏にサウサンプトンへと移籍し、現シャルケの日本代表DF吉田麻也とも2年半チームメイトだった。サウサンプトンでは加入2シーズン目からレギュラーに定着し、今シーズンも開幕から2試合に出場している。

　また、ポーランド代表では2017年9月4日のロシア・ワールドカップ欧州予選、カザフスタン代表戦でデビュー。本大会にも全3試合出場し、3戦目の日本代表との試合では決勝ゴールもマークした。

　アストン・ヴィラは、セビージャから獲得したDFジエゴ・カルロスが、アキレス腱の負傷で長期離脱を余儀なくされるなど、DFラインの質と量が不足している状況。プレミアリーグ経験豊富なベドナレク獲得を成立させ、守備陣を安定させたいところだ。