ウルヴスがシュトゥットガルトの2メートルFW獲得を進める…移籍金約27億円で交渉中か

　ウルヴァーハンプトンは、シュトゥットガルトのオーストリア代表FWサーシャ・カライジッチ獲得を進行中のようだ。27日、イギリス紙『デイリー・メール』が報じている。

　同紙によると、ウルヴスはこの夏の移籍市場でFW陣の強化を検討しており、カライジッチが候補とのこと。すでに移籍金1700万ポンド（約27億円）のオファーをシュツットガルトに提示し、現在交渉を進めているようだ。

　また、カライジッチは移籍交渉のため、ペッレグリーノ・マタラッツォ監督と話し合ったうえで28日のケルン戦でメンバー外となる予定。この日はウルヴスとシュトゥットガルトの間で最終的な移籍金の交渉が行われ、ウルヴス側も合意に達するようプレッシャーを掛けているようだ。

　現在25歳のカライジッチは、母国オーストリアでプロデビューした後、2019年夏にシュトゥットガルトへ移籍。2メートルという長身を活かしたプレーを武器に、ブンデスリーガでは通算51試合で22ゴール11アシストを記録。今季も開幕から3試合に出場し、3アシストをマークする活躍を見せている。

　仮に契約が成立すれば、プレミアリーグ史上5番目に高い身長のフィールドプレーヤーとなるカライジッチ。移籍を実現させ、2メートルの巨人がプレミアを沸かす日は訪れるか。