アストン・ヴィラ、ポーランド代表DFベドナレクをレンタルで獲得「新たな冒険を楽しみにしている」

　アストン・ヴィラは9月1日、サウサンプトンからポーランド代表DFヤン・ベドナレクをレンタルで獲得したことを発表した。

　レンタル移籍の期間は2022－23シーズン終了までの約1年間となっている。

　現在26歳のベドナレクは母国ポーランドのレフ・ポズナンの下部組織出身。同クラブのトップチームやグルニク・ウェンチナ（ポーランド）を経て、2017年夏にサウサンプトンに完全移籍で加入。センターバック（CB）の主軸として、同クラブでここまで公式戦153試合に出場している。現シャルケの日本代表DF吉田麻也とも2年半の間チームメイトだった。

　また、2017年9月にデビューを飾ったポーランド代表ではここまで公式戦42試合に出場。FIFAワールドカップロシア2018グループステージの日本代表との試合で決勝ゴールをマークしたことでも知られている。

　アストン・ヴィラ加入に際し、ベドナレクはクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。

「とても嬉しく、興奮しているよ。新たな冒険を楽しみにしている。僕にとって大きなチャンスであり、大きな一歩でもある。より大きなクラブに移籍し、選手として向上することは僕にとって非常に重要なことで、アストン・ヴィラはそのための最高の場所だと感じているよ。ファンやスタジアム、トレーニング施設も素晴らしい。このクラブに加入できて本当に嬉しいよ」

　アストン・ヴィラは今夏にセビージャから獲得したブラジル人DFジエゴ・カルロスが、アキレス腱断裂に伴う長期離脱を余儀なくされており、代役となるCBの補強が急務となっていた。