EFLが物議を醸した場面について声明 [写真]=Getty Images
イングランド2部〜4部を管理するEFL(イングリッシュ・フットボールリーグ)が、4日に行われたチャンピオンシップ第8節ハダースフィールドvsブラックプールで“技術的な失敗”が発生したことを認めた。
日本代表DF中山雄太が左ウイングバックで先発出場したハダースフィールドは、38分に敵陣でのボールロストからカウンターを食らって失点。後半にはコーナーキックのこぼれ球を中山が押し込んで追いついたかに思われたが、ゴールラインを割ったように見えたシュートは得点と認められなかった。ハダースフィールドは0-1で敗れ、1試合未消化で1勝1分5敗の23位に沈んでいる。
中山のゴールが認められなかった場面は物議を醸し、EFLは5日に声明を発表。ゴールラインテクノロジーの不具合であったことを報告し、同テクノロジーを提供するホークアイ社、イングランドのプロ審判協会(PGMOL)とともにさらなる原因究明に当たっていくことをアピールした。ただ、ゴールではないという主審の判断は最終的なものであり、試合結果は変わらないことも強調している。
「EFLは、ハダースフィールドvsブラックプールで発生した技術的な失敗が、ピッチ上で繰り広げられた素晴らしい週末に影を落としてしまったことを非常に悔やんでいます」
「ホークアイ社から、ボールがブラックプールのゴールエリアに入った後、複数の要因により審判の時計やイヤホンに信号が送信されなかったという初期評価を受けました。これとは別に、PGMOLは、審判が選手に視界を遮られたことで、ゴールを与えることができなかったことを確認しました。今後の検証によって、ホークアイ社とPGMOLの両方からさらなる情報が提供されることが期待されます」
「テクノロジーはチャンピオンシップの審判団の意思決定プロセスをサポートするためにあり、このような形で失敗したことは大きな懸念事項です。なお、レフェリーの判断は最終的なものであり、試合結果は変わりません」
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By サッカーキング編集部
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