チェルシー、マウントとも契約延長交渉が加速！　ジェームズに続きアカデミー出身者と更新で合意なるか

　チェルシーは、イングランド代表MFメイソン・マウントとの契約延長交渉が加速しているようだ。5日、イギリス紙『テレグラフ』が報じている。

　同紙によると、チェルシーは5日に同代表DFリース・ジェームズとの契約延長を発表。これに引き続き、マウントとの契約更新を推し進め、すでに同選手の陣営と交渉中とのこと。現行契約は2024年6月末で満了するが、チェルシー側はこの契約を延長する方向で新たなオファーを提示する予定であることも伝えられている。

　また、マウントに続いてセネガル代表GKエドゥアール・メンディとも予備交渉をチェルシーは行っているとのこと。同選手は2020年に加入して以降、チャンピオンズリーグ（CL）優勝などに貢献している。

　現在23歳のマウントは、チェルシーの下部組織出身。2018－19シーズンには、同クラブのレジェンドであるフランク・ランパード氏が指揮を執っていたダービー・カウンティにローン移籍し、チャンピオンシップでは35試合出場で8ゴール5アシストを記録。昇格プレーオフ決勝まで進出するも、アストン・ヴィラに敗れ、プレミアリーグ昇格はならず。しかし、この活躍ぶりを評価され、当時補強禁止処分もあったチェルシーのトップチームに帯同。共に復帰した格好であるランパード氏のもと、レギュラーポジションを掴み、2019－20シーズンのリーグ戦ではトップ4入りに貢献した。今季も開幕から6試合連続で出場するなど、すっかりチェルシーに欠かせない存在となっている。

　なかなか下部組織から育った選手がトップ定着を果たせない中で、不動のレギュラーとしてチェルシーの顔となっているマウント。このままジェームズに続く、生え抜き選手との契約延長はなるか。