エヴァートンに痛手…正守護神ピックフォードが大腿部の負傷で1か月の離脱に　イングランド代表のUNLも欠場

　エヴァートンのイングランド代表GKジョーダン・ピックフォードが、しばらく戦線離脱を余儀なくされるようだ。7日、クラブ公式サイトが報じている。

　エヴァートン公式によると、3日に行われたリヴァプールとのマージーサイド・ダービーにて大腿部を負傷したとのこと。今週に検査を実施し、9月の代表ウィーク後までは復帰出来ないと発表している。これにより、11日のアーセナル戦、18日のウェストハム戦に加え、UEFAネーションズリーグ2022－23のイタリア代表戦とドイツ代表戦も欠場することになった。

　なお、イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、現在フリーエージェントとなっているGKの獲得に動く可能性もあるとのこと。第3GKを務めているアンディ・ロナーガンも膝の故障で欠場が続いているため、ファーストチームで起用出来るのがボスニア・ヘルツェゴビナ代表GKアスミル・ベゴヴィッチしかいない状況となっている。

　エヴァートンだけでなく、イングランド代表にも大きな影響を及ぼしかねないピックフォードの離脱。大舞台で何度も力を発揮してきたピックフォードがもしW杯欠場ともなれば、ギャレス・サウスゲート監督にも悩ましい問題となりそうだ。