チェルシーを率いるポッター監督 [写真]=Getty Images
チェルシーでの初陣を終えたグレアム・ポッター監督が、ザルツブルク戦を振り返った。クラブ公式サイトがコメントを伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第2節が14日に行われ、チェルシーはホームでザルツブルクと対戦。48分にラヒーム・スターリングのゴールで先制したものの、75分に同点弾を許し、1-1のドローに終わった。
トーマス・トゥヘル前監督が解任された翌8日にチェルシーの新指揮官に就任したポッター監督にとっては、この試合が初陣となったが勝利を飾ることはできず。試合後、ポッター監督は「勝ち点1に終わったことにフラストレーションを感じている」と結果に不満があることを認めた一方で、「選手たちは全力を尽くしたと思う」と選手たちの姿勢には満足していることを強調した。
「選手たちの態度は素晴らしく、困難な相手にどのように彼らが仕事をするか本当に楽しむことができた。特に前半はラヒームに一対一の状況を作り出すことができた。彼らはいいブロックを作っていたが、我々はいいゴールを決めた。その後、あまりうまくコントロールできていない時間帯に失点してしまった。だが、それはこのようなレベルでは起こり得ることだ」
「その後の反応は本当に良かった。相手GKに何度かいいセーブをされてしまった。2つ目のゴールを決めることが必要だったが、それができなかった。だから、勝ち点1に終わったことには失望している」
初陣にポッター監督は前体制と同じく3バックを選択したものの、スターリングを左サイドに配置するなど、前体制とは違う起用方法も見せた。フォーメーションについて聞かれると、「リース(・ジェームズ)とラヒームに幅を作って欲しかったから3バックだった。なぜなら、ザルツブルクは4-3-1-2で中央が非常に固かったので、危険な幅を作りたかった」とその意図を明かし、次のように続けた。
「何をするにしても必ず、プラスとマイナスがある。ホームだったし、ワイドなポジションで攻撃的なアイデアが欲しかった。ラヒームはそこが得意だし、素晴らしいゴールも決めた。彼は試合を通して良かったと思う。リースが少しバランスをとって、必要な時は4バックで守ることができる。そのようなことを考えていた」
グループステージ第1節でディナモ・ザグレブに0-1で敗れていたチェルシーは2試合を終えて勝ち点はわずか「1」。同クラブにとってCL開幕の2試合で未勝利なのは1999-00以来2度目の出来事で、グループEでは最下位となっている。ポッター監督は「嘘をつくことはできない」と結果を受け入れつつ、挽回を誓った。
「これは我々が望んでいる立ち位置ではなく、巻き返さないといけない。タフなグループだが、我々のチームとスカッドには十分な質があるし、今後の試合で見せていかなければならない」
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By サッカーキング編集部
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