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スペイン代表が抱える2人の“アンカー”…ロドリがブスケツとの比較に言及「僕らは違う選手」

2022.09.22

スペイン代表の“常連”となっているロドリ [写真]=Getty Images

 マンチェスター・Cに所属しているスペイン代表MFロドリが、イタリアメディア『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、今シーズンの展望やスペイン代表での立ち位置などを語った。

 11月から12月にかけて2022FIFAワールドカップカタールが開催される影響で、ヨーロッパを中心に2021-22シーズンは変則的な日程となる。ワールドカップの開催期間はヨーロッパの主要リーグは中断に。過密日程のリーグ戦を踏まえ、ロドリは「今までに体験したことのないシーズンになる」とコメント。フィジカル面だけでなくメンタル面も調整が難しいシーズンになると話している。

「シーズンが2つに分かれるような感覚で、体感的には長く感じるだろうね。選手たちが非常に良い状態でワールドカップに臨めることは明らかだ。一方、その後にどのようなことが起きるのかは予測不可能だね。喜んで帰ってくる選手、満足して帰ってくる選手、挽回しようと思って帰ってくる選手など、メンタル面も大きく変わってくるだろう。すべてが違うシーズンだ」

 ロドリマンチェスター・Cでは不動のアンカーとしてその地位を確固たるものとしているが、スペイン代表ではバルセロナ所属のMFセルヒオ・ブスケツと出場時間を分け合っている。それでも、ロドリは「同じポジションに素晴らしい選手がいる以上、僕らは監督を困らせるためにそれぞれが全力を尽くすしかない」と前を向く。両者の比較も決して少なくはないが、「僕らは違う選手なので、それぞれが自分の道を切り開いていくしかない」と主張した。

 また、2019年夏にマンチェスター・Cに加入したロドリは、ジョゼップ・グアルディオラ監督の下でプレーし始めて4シーズン目となる。ロドリはグアルディオラ監督に求められている役割を、「ピッチ上の監督になること」と説明する。「彼は僕の立場を灯台に例えて、『動くな、すべては君を中心に回っているのだから』と言うんだ」と続けた。マンチェスター・Cでのプレーについては「この数年で非常に成長できた」と話している。

 スペイン代表は9月のUEFAネーションズリーグで、24日にスイス代表と、27日にポルトガル代表と対戦する。

By サッカーキング編集部

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