アーセナル、今冬に中盤の補強へ再挑戦？　夏にも狙ったMFドウグラス・ルイスにアタックか

　アーセナルは、今冬の移籍市場でアストン・ヴィラのブラジル代表MFドウグラス・ルイス獲得に再挑戦するようだ。28日、イギリス紙『ザ・サン』のマーク・アーウィン記者が報じている。

　報道によると、アーセナルのミケル・アルテタ監督は、ガーナ代表MFトーマス・パルティの負傷離脱が繰り返されることに懸念が強まっており、高いクオリティーを持つ代役選手の獲得を目指しているとのこと。そこで、今夏にもオファーを提示し、本人もアーセナル行きに前向きなD・ルイス獲得へ再び挑戦するようだと伝えられている。

　また、D・ルイスの所属するアストン・ヴィラとは、現行契約が来年6月末まで。契約延長の求めに応じず、無料で出て行かれることを避けたいヴィラが折れてくれる展開をアーセナルも望んでいるようだ。

　なお、具体的な移籍金としては1500万ポンド（約23億円）と推定。夏にアーセナルが提示した2300万ポンド（約37億円）よりも安く獲得可能で、妥当な価格以上のものとなりそうだと『ザ・サン』は報じている。

　現在24歳のD・ルイスは、2017年にマンチェスター・シティへと加入。そのシーズンから2年間はジローナでプレーし、2019年夏にアストン・ヴィラへ完全移籍。プレミアリーグではこれまでに109試合出場を果たしている。ブラジル代表では2019年11月19日のデビューを皮切りに、計9試合に出場している。

　現在プレミアリーグ首位に立つも、特定のポジションを中心に選手層は他クラブと比較して厚いとは言い難いアーセナル。D・ルイス獲得で、スカッド増強を実現させたいところだ。