ニューカッスル、ブライトンで躍動のトロサールに関心か…1月に争奪戦勃発の可能性も

　ブライトン所属のベルギー代表MFレアンドロ・トロサールに対し、ニューカッスルが関心を寄せているようだ。11月1日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

　現在27歳のトロサールは、2019年夏にブライトンに完全移籍で加入。以降、主に左ウイングや攻撃的MFのポジションを務め、攻撃の主軸として活躍している。同クラブではここまで公式戦通算116試合に出場し25ゴール13アシストをマーク。今シーズンもここまでプレミアリーグ12試合の出場で、得点ランク5位タイとなる7ゴールを記録するなど躍動している。

　そんな同選手に対し、ニューカッスルが関心を寄せているようだ。報道によると、ニューカッスルを率いるエディ・ハウ監督がトロサールの能力やこれまでの活躍を高く評価しており、来年1月の冬の移籍市場での獲得を検討しているという。同監督は、ウイング（WG）の主軸であるフランス人FWアラン・サン・マクシマンが負傷離脱を繰り返している点も考慮し、トロサール獲得によって攻撃陣のスカッドに厚みを持たせることを望んでいるようだ。

　トロサールに対しては、アーセナルやチェルシーといったプレミアリーグの強豪クラブのほか、アトレティコ・マドリードも関心を寄せていることが明らかになっている。同選手の評価額は3000万ポンド（約50億円）程度とも伝えられており、来年1月の冬の移籍市場で複数クラブによる争奪戦が勃発する可能性もあると『デイリーメール』は指摘している。

　なお、トロサールは自身の去就に関する噂に対し「現時点でそうしたことについて何か言うのは難しい。どのクラブが声をかけてくるかにかかっていると思う。でも、ブライトンでの自分の状況についても理解しているし、ロベルト・デ・ゼルビ監督のもとでのプレーも良い感じだよ」とコメントするにとどめている。