リヴァプールデビューを飾ったガクポ、今後の活躍へ意気込み「チームを助けられるよう努力する」

　リヴァプールに所属するオランダ代表FWコーディ・ガクポが、ウルヴァーハンプトン（ウルブス）戦を振り返った。7日、クラブの公式サイトがコメントを伝えている。

　FAカップ3回戦が7日に行われ、リヴァプールは本拠地『アンフィールド』でウルブスと対戦。26分に自陣でのミスから先制点を許したホームチームだったが、前半終了間際に右からのクロスにダルウィン・ヌニェスが合わせゲームを振り出しに戻すと、52分にはモハメド・サラーがゴールネットを揺らし逆転に成功した。しかし66分、途中出場のファン・ヒチャンに同点弾を許し、試合は2－2で終了。後日再試合が行われることとなった。

　今冬の移籍市場でリヴァプール加入を果たしたガクポはこの試合に先発出場し84分までプレー。52分のサラーのゴールの起点となったほか、前線でボールを引き出し果敢にシュートを放つなど積極的なプレーでリヴァプールの攻撃を牽引した。データサイト『sofascore.com』はこの試合でのガクポのプレーに対し、チーム内3位タイとなる10点満点中「7.0点」という評価を付けている。

　ガクポは試合について「各局面では良いサッカーができたと思うが、最終的には十分な得点を奪えなかった。そのことがとても残念だよ。でも、自分たちのプレーを示すことはできたと思う。まだまだ改善できる点があるので、それに取り組んでいきたいよ」とコメントしつつ、自身のリヴァプールでのデビュー戦を次のように振り返った。

「アンフィールドは本当に素晴らしい雰囲気だった。自分自身のプレーを振り返ってみると、良い場面もあったと思うし悪い場面もあったと思う。それらの点を改善できるように仕事を続け、できる限りチームを助けられるように努力しようと思っているよ。試合に出続けることで多くをより多くのことを学べると感じている。これからも楽しみだよ」

　プレミアリーグでは勝ち点「28」で6位に付けるなど、今一つ調子の上がらないリヴァプール。新加入のガクポには、後半戦での巻き返しに向けた”起爆剤”としての役割が期待される。今後の同選手の活躍に注目だ。