カラバオ杯は準々決勝で敗退…マンCのグアルディオラ監督「より優れていたチームが勝っただけ」

　カラバオ・カップ（EFLカップ）準々決勝が11日に行われ、マンチェスター・Cはサウサンプトンに0－2で敗れた。試合後、マンチェスター・Cのクラブ公式HPがジョゼップ・グアルディオラ監督のコメントを伝えている。

　試合は23分にフランス人FWセク・マーラのゴールでサウサンプトンが先手を取ると、続く28分にはマリ代表FWムサ・ジェネポのロングシュートがゴールネットを揺らし、マンチェスター・Cは2点のビハインドを強いられる。後半に入るとベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネやノルウェー代表FWアーリング・ハーランドを投入して反撃を狙ったが、最後まで得点を挙げることができない。試合はこのまま終了し、マンチェスター・Cは敗退が決定。2020－21シーズンまでカラバオ・カップでは4連覇を達成していたが、昨季の4回戦敗退に続き、今季はベスト8止まりとなっていた。

　試合後、グアルディオラ監督は「より優れていたチームが勝っただけだ」とコメント。「我々は最悪の夜を過ごした。全く良いプレーができなかった。彼らの方が優れていたのは明確だ」と続け、プレミアリーグでは18試合を消化した段階で最下位に沈みながらも、2016－17シーズン以来となるベスト4進出を決めたサウサンプトンを称えた。

　また、「試合の入りから全く良くないパフォーマンスだった。試合に勝つには相応のパフォーマンスを発揮する必要がある。今夜の我々は勝利に値していない。タイトル云々以前の話だ」と続け、選手たちのパフォーマンスに満足していないことを強調。「今日のサウサンプトンはこの大会の準決勝に残ることに値するチームだった。彼らが良かったのならば、それを素直に祝福し、事実を受け入れて改善しなければならない」と話した。

　14日にはプレミアリーグ第20節が控えており、マンチェスター・Uとのダービーに臨む予定だ。「確かに異なる大会ではあるが、このようなパフォーマンスを続けていればノーチャンスだろう」と話したグアルディオラ監督は、「現在のマンチェスター・Uの好調ぶりはわかっている。だが、我々がより良いプレーをするために何をすべきかはもっとわかっている。より良いパフォーマンスを見せるために準備したい」と意気込んだ。