試合終了後に口論となったリチャーリソン(手前)とラムズデール(奥)[写真]=Getty Images
トッテナムに所属するブラジル代表FWリチャーリソンが、ノースロンドン・ダービーでの自身の行動について言及した。16日、イギリス紙『ミラー』がコメントを伝えている。
プレミアリーグ第20節が現地時間15日に行われ、トッテナムはホームで“宿敵”アーセナルと対戦した。トッテナムは14分にフランス代表GKウーゴ・ロリスのオウンゴールでアーセナルに先制を許すと、36分にはノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアに強烈なミドルシュートを叩き込まれ2点差に。その後の反撃も実らず試合は0-2で終了。ダービーで悔しい完封負けを喫した。
互いの意地とプライドがぶつかり合い、白熱した展開となったノースロンドン・ダービー。試合終了直後にはトラブルが発生した。タイムアップのホイッスルが吹かれた直後、トッテナムサポーターを背にしたゴール前で喜びを表現するアーセナルのイングランド代表GKアーロン・ラムズデールにリチャーリソンが詰め寄ると、両者は口論に発展。その後、ラムズデールがゴール横のスクイズボトルを回収した際に、同選手はサポーター1名から蹴りを入れられた。
リチャーリソンは試合後、『ESPN』の取材に対して「僕はアーセナルのGKが我々のファン・サポーターの目の前で勝利を祝っていることが気に入らなかった。我々のファン・サポーターに失礼だった。だから彼を呼び止めに行ったんだ。彼らには自分たちのサポーターがいた。彼らと祝うべきで、我々のサポーターを巻き込む必要はないだろう」とコメント。ラムズデールの行動に苦言を呈し、自身の行動について説明した。
また、リチャーリソンは試合中にアーセナル所属のブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリとの握手に応じなかったことについても言及。「彼(マルティネッリ)には謝りたい。彼は僕に手を差し伸べてきたが、僕はそれに応えなかった。好き嫌いに関係なく、僕らはブラジル代表のチームメイトだ。試合中の出来事だったし、ダービーだったから、僕らは熱くなっていたんだ」と謝意を示している。
なお、ラムズデールに蹴りを入れたサポーターについては、トッテナム側からスタジアムへの入場禁止を含めた厳しい処分が科される見込みとなっている。
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By サッカーキング編集部
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