ペップ、元右腕のアルテタ監督に言及「彼の影響はとても大きかった」

　マンチェスター・Cを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が27日に行われるFAカップ4回戦のアーセナル戦を前にした記者会見で、同チームを率いるミケル・アルテタ監督について語った。27日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

　グアルディオラ監督は2016年に現役を引退したアルテタ監督を自身のアシスタントコーチとしてチームに迎え入れ、師弟関係を築いた。その後、アルテタ監督は2019年12月にアーセナルの指揮官に就任。今季のプレミアリーグでは優勝を争うライバルとしてグアルディオラ監督の前に立ちはだかっている。

　そんなアルテタ監督についてグアルディオラ監督は「彼がアシスタントコーチのときからこうなることがわかっていた。彼に対して私がどのような役割を担っていたのかわからない。しかし、私に対しての彼の影響力はとても大きかったから、さらに良い指揮官になる上で重要な存在だった」と自身が受けた影響を明かした。続けて「仮に私が退任していれば、アルテタがここにいただろうし、彼は間違いなく最高の監督になっていただろう」とその手腕を高く評価した。

　27日に行われるFAカップ4回戦で今シーズン初対戦を迎える両者。試合に向けてグアルディオラ監督は「彼らよりもはるかに劣っていても勝つことができるし、彼らよりもはるかに優れていても負けることはあり得る。明日はプレーして彼らが何をするか、そして私たちが何をするかを見る。リーグでの対戦では、選手やプレー方法のいずれかで何かを変えると確信している」と今後の戦いを見据えながらの試合になると語った。