圧巻の一撃でリヴァプール撃破に貢献！…ブライトン指揮官が決勝弾の三笘薫を絶賛「彼は偉大な選手だ」

　FAカップ4回戦が29日に行われ、ブライトンがリヴァプールを2－1で下し5回戦進出を決めた。試合後、『ビーイン・スポーツ』のインタビューに応じたブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督は、後半アディショナルタムに決勝ゴールを記録した日本代表FW三笘薫に賛辞を送った。

　試合は序盤から両チームがチャンスを作り合う拮抗した展開に。スコアボードが動いたのは31分、カウンターの流れからハーヴェイ・エリオットがGKとの一対一を冷静に沈め、リヴァプールが先制に成功した。しかし、ビハインドを負ったブライトンもすぐさま反撃。39分、CKのこぼれ球を拾ったタリク・ランプティが右足を振り抜くと、このボールがルイス・ダンクに当たってゴールネットを揺らし、10分足らずで試合を振り出しに戻した。

　一進一退の攻防が続く中で迎えた後半アディショナルタイム、三笘がブライトンに歓喜をもたらす。ボックス内左でボールをキープしたペルビス・エストゥピニャンが左足で中央へ折り返すと、ファーサイドで待ち構えていたのは三笘。冷静なコントロールから巧みなフェイントで相手選手を交わすと、最後は右足でゴール上部に突き刺しネットを揺らした。

　試合はこのまま2－1で終了。ブライトンは”前回王者”に競り勝ちFAカップ5回戦進出を決めた。試合後、デ・ゼルビ監督は公式戦2試合連続となるゴールでチームの勝利に大きく貢献した三笘について言及。「2点目のゴールは素晴らしかった。三笘は偉大な選手だ」と同選手の活躍を手放しで絶賛した。

　なお、この試合のゴールで三苫の今シーズンのゴール数は「5」に到達。直近6試合では4ゴールを挙げる活躍を見せている。