ウルブスが今冬6人目の補強！　21歳の”逸材”MFジョアン・ゴメスを獲得…5年半契約を締結

　ウルヴァーハンプトン（ウルブス）は30日、フラメンゴからブラジル人MFジョアン・ゴメスを労働許可証と国際免許証の取得を条件に獲得したことを発表した。

　同選手は現地時間29日にイングランドに到着し、メディカルチェックを終えて契約書にサインした。移籍形態は完全移籍で契約期間は2028年夏までの5年半。さらに1年間の契約延長オプションも付随している。なお、ウルブスでの背番号は「35」に決定した。移籍金については明かされていないものの、イギリスメディア『アスレティック』は1500万ポンド（約24億円）程度だと伝えている。

　現在21歳のジョアン・ゴメスは守備的MFを主戦場とするプレーヤー。フラメンゴの下部組織出身で2021年夏にトップチーム昇格を果たした。すぐさま主力に定着し、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA（ブラジル1部リーグ）ではここまで通算59試合に出場している。今シーズンも開幕から中盤の主軸として活躍。コパ・リベルタドーレスでは21試合に出場し、チームの南米制覇に大きく貢献した。ブラジル国内では高い評価を受けており、過去にはリヴァプールやレアル・マドリードも獲得に興味を示していた。

　プレミアリーグで現在17位に低迷しているウルブスは、シーズン後半戦に向けて今冬の移籍市場で積極補強を敢行。スペイン代表FWパブロ・サラビア（パリ・サンジェルマンから完全移籍）やブラジル代表FWマテウス・クーニャ（アトレティコ・マドリードからレンタル移籍）らを獲得し戦力の拡充を図っている。なお、ジョアン・ゴメスはウルブスにとって今冬6人目の補強となった。