レスターが6試合ぶり白星…指揮官とマディソン、デビュー弾のテテを絶賛「傑出していた」

　レスターを率いるブレンダン・ロジャーズ監督が、新加入のU－23ブラジル代表FWテテを称えた。4日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えた。

　今月15日に23歳の誕生日を迎えるテテは、先月29日に今季終了までの契約でシャフタールからレスターに期限付き移籍。4日に行われたプレミアリーグ第22節アストン・ヴィラ戦でデビューを果たすと、前半アディショナルタイム1分にチームの3点目を記録し、4－2の逆転勝利に貢献した。

　リーグ戦6試合ぶりの勝利を挙げたロジャーズ監督は、テテについて「彼はずっと探していた選手だ。彼は傑出していた。我々は、チームのバランスを求めていたんだ。彼がワイドにプレーすることによって、真ん中にスペースを作ってくれるんだ」とコメント。同選手の加入によって攻撃が活性化したことを喜んだ。

　また、イングランド代表MFジェームズ・マディソンも「テテは傑出していた。彼は右サイドでプレーし、そこは僕もプレーしなければならないポジションだ。だから、そこでのテンポを合わせることができて良かったよ」と、クラブ史上初のブラジル人選手への賛辞を送った。マディソンは続けて、「クラブには新しい選手が加わり、前向きな雰囲気が漂っている。新しい選手が入ってくることで、気分も高まる。順位表は嘘をつかないが、僕たちは勝利を重ねるために力を注げることを知っている。僕たちにはその力がある」と、暫定13位に浮上したレスターがさらに上を目指せると確信している。

　レスターは次節、11日にホームでトッテナムと対戦する。