過去にアーセナル行きの可能性もあったというエンバペ [写真]=Icon Sport via Getty Images
アーセナルの元スカウトであるジル・グリマンディ氏が、パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・エンバペの獲得に近づいていた過去を明かした。8日、イギリス紙『デイリー・メール』が報じている。
グリマンディ氏は1997年から2002年までアーセナルのDFとしてプレー。引退後はスカウトを務め、現ミランのフランス代表FWオリヴィエ・ジルー獲得(2012年夏)などに携わった。
そんな同氏は、スカウト時代の裏話を明かした模様。その中に、現在世界最高峰のウィングとして活躍するエンバペに関連した話が出たようだ。
「スカウトの仕事は選手を見つけることだけではなく、まだ知られていない才能を見つけることもだ。私にとって、それはキリアン・エンバペだった。我々は彼を説得することが出来なかった」
「彼は2013年6月末に契約が満了になり、2月に会談の場を持った。もし、我々が彼に加入するよう説得出来たら、彼はクラブを変えていたはずだ。でも、彼はそこからモナコに行くことを決めた」
「アーセナルは(エンバペの獲得に対して)常に全力を尽くしていた訳ではなかったので、かなり状況は複雑だった。最初は簡単で、選手と話すと、彼はすぐにサインしたいと思っていた。でも、結果を出せなければ選手をトップチームに導くのは難しい」
また、グリマンディ氏はクオリティーの高い選手を引き付けるには、トップクラスに留まることが重要であること、その一方で下部組織を通じて才能ある選手を育てたことへの称賛も口にしている。
「出来るだけ長くトップクラスに留まることが重要だ。しかし、私が成長を見守ったブカヨ・サカ(イングランド代表FW)やエディ・エンケティア(イングランド人FW)のような選手は、困難な時期であっても、クラブの中にいる才能を決して忘れてはならないことを証明している」
エンバペは、幼少期からASボンディというチームでプレーし(アーセナルのフランス代表DFウィリアム・サリバも同じチームでプレーしていた)、2013年からモナコの下部組織に所属。2017年からPSGで活躍を見せているが、アーセナルも2016年に再度エンバペに接触し、当時のアーセン・ヴェンゲル監督も自宅まで説得に動いた過去も。しかしながら、結局移籍は実現せず、現在に至る。
フットボール界に「たら・れば」は禁物。だが、エンバペが本当に加入していたら、現在のアーセナルはどうなっていたか、興味は尽きなさそうだ。
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By サッカーキング編集部
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