”ご意見番”ネヴィル氏、古巣マンUのプレミア優勝を予想せず「アーセナルやマンCのレベルには達していない」

　現役時代にマンチェスター・Uで長く活躍し、現在は解説者として活動している元イングランド代表DFガリー・ネヴィル氏が、古巣マンチェスター・Uについて言及した。13日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

　今シーズンから指揮を執るエリック・テン・ハフ監督のもと、プレミアリーグではここまで14勝4分5敗・勝ち点「46」の成績で3位に付けているマンチェスター・U。1試合消化の少ない2位のマンチェスター・Cとは暫定「2」ポイント差、2試合消化の少ない首位アーセナルとは暫定「5」ポイント差に付けており、タイトル争いに加わることも期待されている。

　しかし、”ご意見番”ネヴィル氏は古巣のプレミアリーグ制覇の可能性は低いと考えているようだ。同氏は現地時間12日に行われたプレミアリーグ第23節リーズ戦でのテン・ハフ監督の選手起用について「テン・ハフ監督はヨーロッパリーグ（EL）のバルセロナ戦を優先しなければならないと考えたのだろう。ラファエル・ヴァランをベンチに置いていたことがそれを物語っている。もし、プレミアリーグで優勝できると信じていれば、リーグ戦を優先するだろう。しかし、彼はターンオーバーをして試合に臨んでいた」とコメント。その上で古巣のリーグ制覇の可能性について次のように語っている。

「彼ら（マンチェスター・U）がプレミアリーグで優勝できるとは思わない。非常に多くの試合を抱えているし、アーセナルやマンチェスター・Cのレベルには達していないと感じている。彼らはすべての大会で勝ち残っており、3日おきに試合をこなす必要があるんだ。しかし、3月や4月になれば大きなチャンスが訪れる。彼らはその時に頑張らなければならない」

　なお、マンチェスター・UはELのほか、カラバオカップやFAカップでもタイトル獲得の可能性を残している。