アーセナルを率いるアルテタ監督 [写真]=Getty Images
アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督がマンチェスター・C戦を振り返った。15日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。
プレミアリーグ第12節延期分が現地時間15日に行われ、アーセナルはホームでマンチェスター・Cと対戦した。アーセナルは24分に自陣でのミスからケヴィン・デ・ブライネに先制点を献上したものの、42分にブカヨ・サカのPKで試合を振り出しに戻した。しかし、後半に入りジャック・グリーリッシュとアーリング・ハーランドにゴールを奪われ、最終スコア1-3で黒星を喫した。
1試合未消化ながらマンチェスター・Cに首位の座を明け渡し、暫定2位に陥落したアーセナル。アルテタ監督は試合後に「我々が望んでいた結果ではない。多くの場面において試合に勝利できると確信したが、残念ながらそのチャンスを捨ててしまった」と前置きしたうえで、3失点を喫したことと好機を生かせなかったことを次のように悔やんだ。
「あまりに多くのものを与え、チャンスを生かす冷酷さもなかった。相手に3点も与えてしまったこと、そして大きなチャンスを作りながらもそれをものにできなかったことを考えると、非常に残念だ。このレベルの試合では相手に何も与えてはならない。1試合で3点も与えてしまえば100回中99回は負けることになる。そして3度の大きなチャンスがあったが。それをモノにできなかった。そうなれば、勝つチャンスはゼロに等しい」
また、この試合では日本代表DF冨安健洋をリーグ戦10試合ぶりに先発起用したアルテタ監督。起用の意図について「リヴァプール戦で彼を起用し、勝利した時と同じ理由だ」と説明しつつ、同選手が先制点に直結するミスを犯したことについては「冨安のあのようなバックパスは7年間で一度も見たことがなかったが、今日はそれが起きてしまった。そして、相手はそれを生かし、仕留めるだけのクオリティを持っていたんだ」とコメントした。
アーセナルはこれでリーグ戦直近3試合未勝利。アルテタ監督は「選手たちは落ち込んでいる。特に今日に関してはもっとうまくやれば全く違った結果を手にすることができたのに、相手にゲームを与えてしまったからね」とコメントしつつ、次のように切り替えの必要性を強調した。
「なぜ試合に負けたのか、その理由を考える必要がある。我々は試合に敗れたが、多くの場面でパフォーマンスが発揮されていたことも事実だ。前に進まなければならないし、これから勝ち点を積み上げていく必要がある。心理的にはマラソンと似ている。まだまだ先があるし、一番重要なことは明日の自分たちの姿であり、それに集中することだ」
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By サッカーキング編集部
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