23年の夏、アーセナルとアルテタ監督はどう動く? [写真]=Getty Images
アーセナルが2023年夏の移籍市場で、さらなる強化に打って出る構えのようだ。1日、イギリス紙『タイムズ』や『デイリー・メール』が報じている。
アーセナルはプレミアリーグ24試合を消化し、勝ち点「57」の首位。5位のニューカッスルとは「16」もの勝ち点差があり、まだ確実とまでは言えないものの、7シーズンぶりのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に向けて、視界良好な状況だ。
そんな中、アーセナルが来季のCL出場を見据えて、23年夏での獲得を検討する選手も報道されている。1人目は柱となる中盤センターから、ウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライスで、同選手は以前にもアーセナルのトップターゲットと報じられている。獲得には移籍金8000万ポンド(約128億円)というクラブレコードの費用がかかる可能性もあるが、CL出場とロンドン定住を希望する同選手の争奪戦で、チェルシーなどに勝利出来る見込みはありそうだと伝えられている。
また、同じ中盤では、23年冬も獲得に動いたブライトンのエクアドル代表MFモイセス・カイセドへの関心が再燃する可能性も指摘されている。同選手はこの冬に移籍志願のメッセージを自身のSNSに投稿するなど、依然としてステップアップ移籍の可能性は低くない模様だ。
加えて、アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督はウィングと左サイドバックの獲得も希望しているとのこと。左SBはスコットランド代表DFキーラン・ティアニーが昨季までと比較して出場機会を減らしているうえ、ニューカッスル移籍の可能性も報じられるなど、入れ替えの実現性は低くない。ウィングも含め、ティアニーの売却で得た資金の一部を両ポジションの補強に投下する可能性はあると『デイリー・メール』は伝えている。
他には、それぞれクリスタル・パレスとマルセイユにローン移籍中のベルギー代表MFアルベール・サンビ・ロコンガとポルトガル人DFヌーノ・タヴァレスに売却の噂が立っている。さらに、スタッド・ランスでブレイクを果たしたイングランド人FWフォラリン・バログンについても決断を下す必要があり、ブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスとイングランド人FWエディ・エンケティアに次ぐ第3FWとしての扱いに満足する可能性は低いとも併せて指摘している。
CLを見据え、夏の計画を練っているアーセナル。欧州最高峰の舞台でも戦い抜けるスカッドを、アルテタ監督は構築出来るだろうか。
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By サッカーキング編集部
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