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19年ぶりの栄冠に現実味…アーセナル守護神ラムズデール「プレッシャーを楽しんでいる」

2023.03.03

アーセナルで正GKに君臨するラムズデール [写真]=Getty Images

 アーセナルに所属するイングランド代表GKアーロン・ラムズデールが、プレミアリーグの優勝争いについて言及した。2日、イギリスメディア『アスレティック』がコメントを伝えている。

 4シーズン目を迎えたミケル・アルテタ監督体制のもと、プレミアリーグで首位を快走しているアーセナル。現地時間3月1日に行われた第7節延期分ではエヴァートンを4-0で粉砕。強さを見せつけるとともに、勝ち点を「60」に乗せ、2位マンチェスター・Cとのポイント差を「5」に広げた。シーズン終盤戦を前に、7シーズンぶりのチャンピオンズリーグ(CL)出場権確保、そして19シーズンぶりのリーグ制覇への期待が高まっている。

 アーセナルのスカッドは25歳以下の若手が大多数を占めており、昨夏にマンチェスター・Cから加入したブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスとウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコを除き、プレミアリーグでの優勝争いの経験がある選手は皆無に等しい。昨シーズンからチームの守護神に君臨している24歳のラムズデールにとっても、トップリーグでのタイトル争いは初めての経験だ。

 これまでシェフィールド・Uやボーンマスで残留争いを経験してきたラムズデールは、優勝争いのプレッシャーについて「間違いなく、反対側(残留争い)の時よりも遥かに良いプレッシャーだよ」と言及。そのうえで、チーム全体がプレッシャーに晒されていることを認めつつ、今後の戦いに向けた意気込みを次のように示した。

「僕たちはそのプレッシャーを楽しんでいる。でも、この場所に来たことがない選手がほとんどだから、どう対処すれば良いのかわからないのも事実だよ。だからこそ、自分たちが10位や12位のチームになったつもりで試合に臨み、チームメイトと共にできるだけ多くの試合に勝とうとしているんだ。すべての試合に勝ちたいと思っているけど、現時点ではそれがすべてではない。もちろん、残り4、5試合になった時に今と同じ位置にいたら、間違いなく変わると思う。だけど、今は仲間と共にプレーするのを楽しんでいるんだ」

 アーセナルは現地時間3月4日に行われる26節では、ホームにボーンマスを迎える。

By サッカーキング編集部

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