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“ラストプレー”でアーセナルを勝利へ導く逆転弾! ネルソン「最初は右足で…」

2023.03.05

後半ATに左足シュートを叩き込んだネルソン [写真]=Getty Images

 プレミアリーグ第26節が4日に行われ、アーセナルボーンマスを3-2で下した。アーセナルのクラブ公式HPが、後半アディショナルタイムに劇的逆転ゴールを決めたイギリス人FWリース・ネルソンのコメントを伝えている。

 試合はボーンマスのデンマーク代表MFフィリップ・ビリングにキックオフからわずか「9.11」秒で先制ゴールを決められると、後半に入った57分にもセットプレーから追加点を許し、2点を追いかける苦しい展開となった。だが、2失点目を許してからおよそ5分後にガーナ代表MFトーマス・パルティが反撃の狼煙を上げる1点を決めると、70分にはネルソンのクロスボールからイングランド代表DFベン・ホワイトが同点ゴールを記録。2-2で迎えた後半アディショナルタイムには、コーナーキックのこぼれ球を拾ったネルソンが強烈な左足シュートを叩き込んだ。ラストプレーで逆転を成し遂げたアーセナルは、これでプレミアリーグ4連勝。2位マンチェスター・Cとの勝ち点差「5」をキープしたまま首位を走っている。

 試合後、ネルソンは「最初は右足でシュートを打とうと思っていた。コントロールしたボールは僕の右側に落ちたんだけど、その瞬間に相手が寄せに来ていることも視野に入った」と劇的逆転ゴールを決めたシーンに言及。「だから、なんとか左側にずらして振り抜こうと思った。ゴールの右上を狙ったシュートをね。このような形でゴールを決めることができて、非常に嬉しいよ」と話した。

 また、太もものケガで離脱を強いられていたネルソンは、復帰後もなかなか出場機会を得ることができず、ボーンマス戦で昨年11月以来となる公式戦出場を果たしていた。「この試合もスタートから出ることはできなかった。でも、ピッチに入る直前には『前に出て、1対1のチャンスをできるだけ多く作ること。仕掛けから違いを生み出すこと』を意識するように指示されていた」と明かしたネルソンは、投入直後のアシストと試合終了間際のゴールで文字通り“違いを生み出す”プレーを披露。「実際に結果を残せて嬉しく思う」と喜んだ。

 本拠地『エミレーツ・スタジアム』開催の一戦でゴールを決めたネルソンは「シーズンが始まった時からスタジアムの雰囲気は今日と同じように最高のものだった。もちろん、あのような終盤のゴールが決まれば、みんな大喜びするだろう」とコメント。スタジアムに詰めかけたファン・サポーターに向けて「サポーターと一緒に祝うことができるのは、本当に素晴らしいことだよ。今日の勝利で得た勢いを持って、今後の試合に臨みたい」と言葉を発した。

By サッカーキング編集部

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