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1度は失敗も…やり直しのPKを決めたハフェルツ「今夜は重要だった」

2023.03.08

決勝弾を決めたハフェルツ [写真]=Getty Images

 チェルシーに所属するドイツ代表MFカイ・ハフェルツが、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝進出の喜びを語った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。

 CL決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)セカンドレグが7日に行われ、チェルシードルトムントと対戦。ファーストレグは0-1でリードを許して迎えたホームでの一戦は、43分にラヒーム・スターリングがゴールを決めると、53分にはハフェルツがPKを沈め、2-0で試合終了。2試合合計2-1で逆転し、ベスト8入りを果たした。

 決勝点を決めたハフェルツだったが、PKの場面では1度は右ポストに当てて外してしまっていた。それでも、蹴る前に選手たちがペナルティエリア内に入っていたことから、やり直しになり、2度目をきっちりと成功させ、チームを勝利に導いた。

 試合後、イギリスメディア『BT Sport』で失敗したPKの場面について聞かれたハフェルツは「何を考えていたのかはわからない」と苦笑いしつつ、「でも、審判がPKのやり直しをさせてくれた。少しナーバスになっていたけど、決めることができた。それが一番重要なことだ。キーパーを見ながら待つようにしたから、2回目のPKは少し簡単だった」と振り返った。

 2023年に入ってからの公式戦11試合でわずか1勝(4分け6敗)と苦しんでいたチェルシーだが、4日に行われたプレミアリーグ第26節のリーズ戦を1-0で勝利し、公式戦7試合ぶりの白星を飾ると、ドルトムント戦では今年初の複数得点を記録するなど、昨年10月中旬以来の公式戦連勝も達成した。

 ハフェルツは「この2週間は僕たちにとって厳しいものだった。多くの試合に負けてしまった」と苦しい時期を過ごしていたことを認めながら、今後の戦いの巻き返しを誓った。

「今夜の試合は重要だった。チャンピオンズリーグが重要な大会であることは知っていたし、僕たちが残っている最後の大会でもあるから、全力を尽くさなければならなかった。僕たちは個性を発揮し、再びこの大会を勝ちたいという姿勢も見せた。これをきっかけにプレミアリーグでも勝っていかなければならない」

By サッカーキング編集部

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