アーセナル、守護神ラムズデールに新契約を準備か…週給も大幅増額へ？

　アーセナルがイングランド代表GKアーロン・ラムズデールとの新契約締結を検討しているようだ。9日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

　現在24歳のラムズデールはボーンマスやシェフィールド・Uでのプレーを経て、2021年夏にアーセナルに完全移籍加入。程なくしてドイツ代表GKベルント・レノ（現：フルアム）から定位置を奪取し、以降はチームの守護神として活躍している。今シーズンもここまで公式戦38試合に出場し、プレミアリーグでは13回のクリーンシートを達成。優勝争い真っ只中のチームを最後方から支えている。

　同選手とアーセナルの現行契約は2025年6月末まで残っており、1年間の延長オプションも付随している。しかし、クラブ側はこれまでのパフォーマンスとチームへの貢献度を高く評価し、さらなる長期契約の締結を希望しているようだ。交渉の段階や具体的な条件については明らかになっていないが、約6万ポンド（約1024万円）程度とされているラムズデールの週給が、新契約締結により大幅に増額されることは間違いないようだ。

　2019年末に就任したミケル・アルテタ監督のもとで、攻撃的かつ魅力的なサッカーを展開し、かつての強さを取り戻したアーセナル。クラブは現スカッドの中核を担う若手選手たちとの契約延長交渉を進めており、すでにブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリは今年2月に2027年夏までの長期契約に新たにサイン。また、イングランド代表FWブカヨ・サカやフランス代表DFウィリアン・サリバとの交渉も行われている。

　なお、サカについては交渉が概ね合意に達しつつあるとの報道もなされている。クラブは今シーズン終了前に、同選手との契約延長を正式発表したいと考えているようだ。