リンガードら6選手を一気に放出…大量補強のノッティンガム・フォレストが大幅な人員整理へ

　プレミアリーグに所属するノッティンガム・フォレストが大幅な人員整理を行うようだ。クラブ公式サイトが伝えている。

　ノッティンガム・フォレストは現地時間2日、契約満了に伴い6選手の退団を公表した。退団が発表されたのは、アンドレ・アイェウ、カフー、ジャック・コルバック、ジェシー・リンガード、ジョーダン・スミス、ライル・テイラーの6名。これらの選手はフリーエージェントとして今夏の移籍市場で新天地を探すこととなる。

　中でも注目されているのが、かつてマンチェスター・Uに所属しイングランド代表にも招集歴のあるリンガードだ。2022－23シーズンに30人を超える選手を獲得し話題を呼んだノッティンガム・フォレストだったが、その中でもクラブ最高額となる週給11万5000ポンド（約2000万円相当）の契約で加入し、補強の目玉として大きな注目を集めていた。
　
　しかし終わってみればリーグ戦での出場はわずか17試合にとどまり、ゴールとアシストは「0」。期待外れとみられてもおかしくないパフォーマンスに終始した。これを受けてノッティンガム・フォレストは、同選手との契約を延長しない決断に至ったようだ。

　契約の切れる6選手以外にも、ローンで加入していたケイラー・ナバス、ディーン・ヘンダーソン、レナン・ロディらもそれぞれ所属クラブに戻ることが決定している。

　昇格初年度はプレミアリーグ残留を成し遂げたノッティンガム・フォレスト。数多くの選手がクラブを去る中、今夏も移籍市場を賑わすことになりそうだ。