アーセナルのトーマスに退団の可能性！？…クラブは退団容認の方針か

　アーセナルに所属するガーナ代表MFトーマス・パルティが退団する可能性があるようだ。18日、イギリスメディア『talkSPORT』が伝えている。

　6月に30歳になったトーマスは、2020年にアトレティコ・マドリードからアーセナルに移籍。中盤の底でチームに安定感をもたらし、ここまで同クラブで公式戦99試合に出場している。近年のアーセナル躍進の立役者との呼び声も高い。

　移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、同選手にはクラブと2025年6月までの契約があるものの、現段階で契約延長に向けた交渉は行われていないとのこと。本人が退団を希望した場合、アーセナルは許可する可能性があるようだ。

　『talkSPORT』は、アーセナルがウェストハム所属のイングランド代表MFデクラン・ライスの獲得を引き続き最優先に考えており、サウサンプトン所属の19歳MFロメオ・ラヴィアら対する強い関心を持っていることもトーマスの退団を後押しする要因になっていると指摘。ライスに対しては、一度ウェストハムにオファーを断られたと報じられているが、2回目は1億ポンド（約180億円）を超えるオファーを提示すると見られている。

　中盤の選手補強話に加え、スイス代表MFグラニド・ジャカの退団が決定的になっているなど、中盤の改革が進むと報じられているアーセナル。来季の陣容にトーマス・パルティの姿はあるのだろうか。