SPL移籍に近づくツィエク、クリバリ、メンディ [写真]=Getty Images
今夏の移籍市場でスカッドの縮小が求められているチェルシーは、多くの選手の移籍先が決まりつつあるようだ。21日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
すでに契約満了に伴い、フランス代表MFエンゴロ・カンテが、2022-23シーズンのサウジ・プロフェッショナルリーグ(SPL)覇者のアル・イテハドに加入することが発表されたチェルシーでは、さらに多くの選手がSPL移籍に近づいていることが報じられている。
2020年夏に3300万ポンド(約60億円)でアヤックスから加入した現在30歳のモロッコ代表FWハキム・ツィエクは、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが所属しているアル・ナスルに800万ポンド(約14億円)程度で移籍することで合意したという。
また、昨夏にナポリから3300万ポンドでチェルシーに加入したばかりの現在32歳のセネガル代表DFカリドゥ・クリバリは、1500万ポンド(約27億円)を超える移籍金でポルトガル代表MFルベン・ネヴェスの加入が決定的になっているアル・ヒラルに加入することが見込まれている。
さらに、2020年夏にレンヌから2200万ポンド(約40億円)で加入した現在31歳のセネガル代表GKエドゥアール・メンディはアル・アハリに加入することが決定的に。移籍金は明らかになっていないが、少なくとも1000万ポンド(約18億円)程度にはなるようだ。
なお、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ツィエク、クリバリ、メンディの3選手はそれぞれのクラブと3年契約を締結し、署名した後に正式発表される模様で、移籍が決定的であることを伝えている。
チェルシーではこのほか、ガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンやイングランド代表FWカラム・ハドソン・オドイにもSPL移籍の噂が浮上しており、今後の動向には注目が集まっている。
By サッカーキング編集部
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