『ガーディアン』のプレミアベスト11に選出された選手たち [写真]=Getty Images
イギリス紙『ガーディアン』は22日、2022-23シーズンのプレミアリーグで勝負強かったベストイレブンを選出した。
“クラッチ”イレブンを特集した『ガーディアン』によると、“クラッチ”プレイヤーとは最も重要な瞬間に結果を出す能力で、必ずしも数字だけで定義できるものではない資質のことだという。3-4-1-2という攻撃型なフォーメーションで2022-23シーズンのプレミアリーグ全チームを対象に選手を選出。なお、より面白くするために各チーム1選手までという条件付きとなっている。
プレミアリーグ王者のマンチェスター・Cからドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンや、2位アーセナルからブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイスなどが選ばれたなか、クラブ史上初となる欧州大会出場権を獲得した6位ブライトンからは三笘が選出された。
同紙は三笘の選出に際し、「この日本人ウィンガーはアメックス(ブライトンの本拠地)に現れた最新の隠れた逸材であり、世界中で見られたワールドカップでの折り返しの場面で自身の存在を知らしめた」とW杯で話題になった場面についても言及。「三笘のクロスから田中碧が得点を決める前にボールが外に出ていたかについて多くの議論があり、即興的なスキルについては影を潜めてしまった」としながら、W杯終了後からブライトンで大きな戦力になっていたことを強調し、次のように称えた。
「三笘はブライトンに戻ってその状況を正し、ロベルト・デ・ゼルビの下でインパクトを残した選手として頭角を現した。プレミアリーグでは12試合で6ゴール4アシストを記録し、シーガルズ(ブライトンの愛称)をヨーロッパ大会の出場へと導いた。三笘はFAカップでも輝きを放ち、本能的なフィニッシュでリヴァプールを打ち破り、個人的なハイライトをさらに輝かせた」
なお、『ガーディアン』が選出した2022-23シーズンのプレミアリーグで勝負強かったベストイレブンは以下の通り。
▼GK
エミリアーノ・マルティネス(アストン・ヴィラ)
▼DF
ジェームス・ターコウスキー(エヴァートン)
ガブリエウ・マガリャンイス(アーセナル)
イーサン・ピノック(ブレントフォード)
▼MF
マイケル・オリーセ(クリスタル・パレス)
イルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・C)
デクラン・ライス(ウェストハム)
三笘薫(ブライトン)
ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・U)
▼FW
カラム・ウィルソン(ニューカッスル)
タイウォ・アウォニイ(ノッティンガム・フォレスト)
By サッカーキング編集部
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