チェルシー退団を希望か…プリシッチ「クラブでも再び喜びを見つけたい」

　チェルシーに所属するアメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチは、今夏の移籍を希望しているようだ。25日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

　現在24歳のプリシッチは2019年冬に5800万ポンド（約106億円）でドルトムントからチェルシーに加入し、約半年間のレンタル移籍を経て2019－20シーズン開幕から同クラブの一員としてプレーしている。背番号「10」を着用し、ここまで公式戦通算145試合の出場で26ゴール21アシストを記録。しかし、2022－23シーズンはケガの影響で公式戦30試合の出場したものの、途中出場も多く1ゴール2アシストを記録するにとどまった。

　現行契約が2024年6月30日までとなっていることもあり、来夏のフリー移籍を避けるために今夏の移籍市場で退団することが濃厚と見られているプリシッチには、ユヴェントスやミランなどのクラブから関心を寄せられている。

　アメリカ代表では主力として起用され、今月に行われたCONCACAFネーションズリーグでは優勝にも貢献するなど活躍しているプリシッチは、『ESPN』でのインタビューでクラブでも代表と同様に活躍できる場を探していることを明かした。

「今は間違いなく、自分の将来にとって何が最善なのかを考え、信頼されてプレーでき、自分のやっていることに満足できる場所にいる必要がある時期だ。確実にクラブレベルでもあの喜びを再び見つけたいと思っている」