移籍が噂されるデ・ヘア [写真]=Getty Images
マンチェスター・Uに所属しているスペイン人GKダビド・デ・ヘアにサウジ・プロフェッショナルリーグ(SPL)移籍の可能性が浮上しているようだ。2日、イギリス紙『ミラー』が報じている。
現在32歳のデ・ヘアは2011年夏にアトレティコ・マドリードからマンチェスター・Uに加入した。チームの絶対的守護神としてこれまで公式戦通算545試合に出場し、合計8つのタイトル獲得に大きく貢献。エリック・テン・ハフ新監督を迎えた2022-23シーズンも、公式戦58試合でゴールマウスを守った。
そんなデ・ヘアだが、クラブとの現行契約が6月末で満了となることから、今夏の去就には大きな注目が集まっている。今回の報道によると、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが所属するアル・ナスルが、デ・ヘアの獲得に関心を示している模様で、週給25万ポンド(約4600万円)のオファーを準備しているようだ。また、マンチェスター・Uはかねてからデ・ヘアと契約延長交渉に臨んでいるものの、デ・ヘアに対し37万5000ポンド(約6870万円)とされている週給の大幅な引き下げを要求しており、週給20万ポンド(約3600万円)以上を支払う意志はないという。依然として両者の交渉は続いているものの、デ・ヘアがこの要求を受け入れるかどうかは現時点で不透明とのことで、退団の可能性が高まっているとの見方が示されている。
サウジ・プロフェッショナルリーグ(SPL)では今年1月からC・ロナウドがプレーしているほか、6月7日にはレアル・マドリードを退団した元フランス代表FWカリム・ベンゼマがアル・イテハドに加入することが決定。そのほか、フランス代表MFエンゴロ・カンテやセネガル代表DFカリドゥ・クリバリなど、次々と“大物”のサウジアラビア移籍が実現しているが、果たしてデ・ヘアはどのような決断を下すのだろうか。
By サッカーキング編集部
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