フェルブルッヘンがアンデルレヒトからブライトンへ [写真]=Icon Sport via Getty Images
ブライトンは3日、アンデルレヒトからオランダ代表GKバルト・フェルブルッヘンが完全移籍加入することを発表した。
2023年に入ってオランダ代表のメンバーにも名を連ねた若きGKが、ブライトンで定位置争いに臨むこととなった。ブライトンの発表によると、フェルブルッヘンは2028年6月30日までの5年契約を締結。移籍金は明かされていないものの、イギリスメディア『BBC』はおよそ1630万ポンド(約30億円)ほどと報じている。
フェルブルッヘンは2002年8月18日生まれの現在20歳。NACブレダのアカデミー出身で、2019年にプロ契約を締結した。トップチームでは正GKの座を射止められず、2020年夏にはアンデルレヒトへ完全移籍。2022-23シーズンも前半戦はバックアッパーとなっていたが、元ベルギー代表GKヘンドリック・ファン・クロンブルッヘの体調不良によりチャンスを得ると、そのまま正GKの立ち位置を掴んだ。2022-23シーズンはジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部リーグ)17試合、ベルギーカップ1試合、ヨーロッパカンファレンスリーグ6試合でゴールマウスを守った。
フェルブルッヘンの完全移籍加入を受け、ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督がコメントを発表。「バルトと契約できたことをとても嬉しく思う。彼は我々の掲げるスタイルに適応できる選手で、このチームにも問題なく溶け込めるはずだ。今後数年間、クラブにとって非常に重要な選手になる可能性を秘めている」と期待を寄せた。
2022-23シーズン、ブライトンはプレミアリーグを6位でフィニッシュ。同クラブに所属している日本代表MF三笘薫は公式戦41試合の出場で10ゴール8アシストという成績を残し、チームの中心として活躍した。ヨーロッパリーグに参戦する新シーズンに向けて、今夏のマーケットではワトフォードからブラジル人FWジョアン・ペドロ、リヴァプールを退団した元イングランド代表MFジェイムズ・ミルナー、ドルトムントを退団したドイツ人MFマフムド・ダフードの完全移籍加入を発表している。フェルブルッヘンはクラブにとって今夏4人目の補強となった。
By サッカーキング編集部
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