トッテナムがファン・デ・フェンの獲得に興味？　すでに交渉は最終段階か

　トッテナムはヴォルフスブルクに所属するオランダ人DFミッキー・ファン・デ・フェンの獲得迫っているようだ。3日、イギリスメディア『デイリーミラー』が伝えている。

　同メディアによると、22歳のセンターバックはトッテナム加入に関して合意しており、交渉は両クラブ間の最終段階を残すのみだという。また、移籍金は3000万ポンド（約55億円）になると見られているようだ。

　ユース年代の大半を母国の2部リーグに所属するフォレンダムで過ごしたファン・デ・フェンは、2019年にトップチームに昇格。2021－22シーズンにはヴォルフスブルクと4年契約を交わした。ブンデスリーガでの2年目を迎えた昨季は、リーグ戦33試合（1得点）に出場し、193cmの体躯を武器にレギュラーに定着。この活躍を受けてトッテナムが獲得に興味を示していた。

　また、直近ではルーマニアとジョージアで開催されているU－21EUROにオランダ代表として出場。チームは惜しくもグループリーグで敗退となったものの、3試合すべてに出場し中心選手として存在感を放った。

　トッテナムは昨シーズンのプレミアリーグを8位で終え、14シーズンぶりに欧州カップ戦への出場権を逃した。再起を誓う来シーズンに向けて今夏の移籍市場では積極的な動きを見せている。昨シーズン、セルティックで指揮を執っていたアンジェ・ポステコグルー監督を新たに迎え、イングランド代表MFジェームズ・マディソン、イタリア代表GKグリエルモ・ヴィカリオ、スウェーデン代表FWデヤン・クルゼフスキら3選手の獲得も発表。仮にファン・デ・フェンの移籍が実現すれば、今夏4人目の新戦力となる。