ナポリに続き…トッテナムも日本代表DF板倉滉を獲得候補に？　

　トッテナムが、ボルシアMGに所属する日本代表DF板倉滉の獲得に関心を寄せているようだ。8日、ドイツメディア『スカイ』が報じた。

　板倉をめぐっては、ナポリが獲得を狙っていることが以前より報じられている。同クラブはバイエルン移籍が決定的な韓国代表DFキム・ミンジェの後釜、かつアジアマーケット開拓の要員として、板倉に強い興味を示している。

　そして、近年センターバックがウィークポイントとなっているトッテナムも、板倉を獲得候補者にリストアップしたようだ。同クラブでは新シーズンより、日本人選手を高く評価するアンジェ・ポステコグルー新監督が就任。同監督はセルティック時代にも板倉の獲得を目指していた。

　現在26歳の板倉は、川崎フロンターレの育成組織出身。2018シーズンに期限付き移籍加入したベガルタ仙台で評価を高めた。2019年1月にマンチェスター・Cへの完全移籍を果たすと、そのままフローニンゲンへの期限付き移籍で2シーズン半を過ごした。

　2021－22シーズンはレンタル先のシャルケで1部昇格に貢献。しかし、シャルケは財政的な問題で板倉を買い取ることができず、2022年夏に移籍金500万ユーロ（約7億8000万円）でボルシアMGに完全移籍した。

　ボルシアMGでの1年目はひざの負傷による離脱時期もあったが、センターバックの主力として活躍。公式戦25試合に出場し、クラブの年間最優秀選手の候補4名に選出された。

　また、FIFAワールドカップカタール2022の3試合に出場するなど、2022年からはA代表でのレギュラーポジションを確立している。ボルシアMGとの契約は2026年夏まで残している板倉だが、果たして1年でのステップアップを果たすのだろうか。