34歳ウィリアン、N・フォレスト加入に迫る…メディカルチェックも完了か

　元ブラジル代表FWウィリアンが、ノッティンガム・フォレストに加入することに近づいているようだ。13日、イギリスメディア『BBC』やイギリス紙『イブニング・スタンダード』などが伝えている。

　現在34歳のウィリアンは、2013年夏から2020年夏にかけてチェルシーで活躍。公式戦通算339試合の出場で63ゴール62アシストを記録し、2度のプレミアリーグ制覇に貢献した。2015年にはリーグ杯、2018年にはFAカップ、2019年にはヨーロッパリーグ優勝も経験している。2020－21シーズンはアーセナルでプレーし、公式戦37試合の出場で1ゴール7アシストを記録した。

　2021年夏にコリンチャンスへと完全移籍したが、負傷の影響やSNSで誹謗中傷を受けたショックもあり、思うように結果を残せず。2022年8月12日に2023年末まで残っていたコリンチャンスとの契約を解消し、同年9月1日にフルアムに1年契約で加入。公式戦30試合出場で5ゴール6アシストを記録し、昇格1年目だったチームの10位フィニッシュに貢献した。

　ウィリアンは当初、フルアム残留を希望していたものの、契約延長を行なっていた同クラブから提示された条件は満足のいくものではなく、破談したことが報じられていた。新天地に注目が集まっているなか、昨シーズンはプレミアリーグ昇格1年目ながら、30人の選手と契約して16位で終わり、残留を果たしたノッティンガム・フォレスト加入に迫っているようだ。

　報道によると、ウィリアンはノッティンガム・フォレスト加入に向け、13日夜にメディカルチェックを受けたことが伝えられている。再契約を諦めていないフルアムは条件を見直した新たなオファーを提示しているようだが、同選手としてはノッティンガム・フォレストのスティーブ・クーパー監督と話し合うことを希望しており、同クラブへの加入を真剣に検討していることが明らかになっている。

　なお、サウジアラビアのクラブからも接触があることが伝えられているウィリアンだが、2023－24シーズンもプレミアリーグでプレーすることを望んでいる模様で、同国への移籍の可能性は低いと見られている。それでも、依然として決断は下していないと見られているが、果たしてこのままノッティンガム・フォレストに加入することになるのだろうか。