アル・ラーヤンへの移籍が決定したロドリゴ [写真]=Getty Images
アル・ラーヤン(カタール)は13日、リーズ(イングランド)からスペイン代表FWロドリゴを完全移籍で獲得したことを発表した。
背番号は「19」に決定したものの、契約期間や移籍金などについては明らかになっておらず。それでも、イギリスメディア『BBC』によると、ロドリゴはリーズとの契約を2024年6月30日まで残していたことから、アル・ラーヤンは契約解除条項を発動しての獲得となったようだ。
ブラジル出身のロドリゴは現在32歳。セルタやレアル・マドリードの下部組織を経て、2010年夏にベンフィカへ完全移籍。2014年夏にベンフィカからレンタル移籍でバレンシアに加入し、翌2015年夏にバレンシアへと完全移籍を果たした。バレンシアでは公式戦通算220試合に出場して59ゴールを記録。2018-19シーズンには、バルセロナとのコパ・デル・レイ(国王杯)決勝で決勝ゴールを決め、クラブに久々となるタイトルをもたらした。
2020年8月に2600万ポンド(約47億円)と見られる移籍金でリーズに加入。2022-23シーズンは公式戦35試合出場で15ゴールを挙げて、チーム内得点王に輝く活躍を見せたものの、チームはプレミアリーグで19位に終わり、チャンピオンシップ(2部)に降格となった。
代表ではU-19カテゴリーからスペインを選択し、U-21時代にはUEFA U-21欧州選手権2013で優勝も経験した。2014年にA代表初招集を受け、これまでに28試合に出場し、8ゴールを記録。今年6月には約1カ月半ぶりに招集され、UEFAネーションズリーグ(UNL)・ファイナルズで1試合に出場していた。
なお、昨季カタール・スターズリーグで9位に終わったアル・ラーヤンには日本代表DF谷口彰悟やモロッコ代表FWソフィアン・ブファルなどが在籍しているほか、今夏にはリヨンからブラジル人MFチアゴ・メンデスも加入している。
By サッカーキング編集部
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