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マフレズがサウジ移籍に前進? アル・アハリ加入で個人合意か…交渉は“重要局面”へ

2023.07.17

マフレズも今夏にサウジアラビアへ移籍か [写真]=Getty Images

 マンチェスター・C所属のアルジェリア代表FWリヤド・マフレズが、サウジアラビアへの移籍に近づいているようだ。16日、イギリス紙『デイリーメール』やスペイン紙『アス』が伝えている。

 現在32歳のマフレズは、レスターで“奇跡の優勝”に大きく貢献した後、2018年夏にマンチェスター・Cに完全移籍で加入。以降は世界各国のタレントを数多く要する同クラブでウイング(WG)を主戦場に活躍し、ここまで公式戦通算236試合の出場で78ゴール59アシストをマークしている。在籍6年目の昨シーズンはスタメン出場の機会こそ限られたものの、公式戦47試合出場15ゴール13アシストという成績を残し、“トレブル”達成に貢献した。

 そんなマフレズを巡っては、今夏のサウジアラビア移籍の可能性が浮上している。かねてから同選手に対して関心を寄せているのがアル・アハリ。今夏の移籍市場でセネガル代表GKエドゥアール・メンディやブラジル代表FWロベルト・フィルミーノを獲得した同クラブは、さらなる戦力拡充に向けてマフレズとの契約締結を希望。先日には、マンチェスター・Cに対して移籍金3000万ポンド(約54億円)のオファーを準備していることが報じられていた。

 マンチェスター・Cとの現行契約を2025年6月末まで残しているマフレズだが、今夏のサウジアラビア移籍がいよいよ現実味を帯びてきているようだ。今回の報道によると、同選手は既にアル・アハリと個人的な条件で合意に達したとのこと。アル・アハリ側はマフレズに対し、年俸4300万ポンド(約78億円)+ボーナスという条件の2年契約を提示したとされている。なお、依然としてマンチェスター・Cへの正式な入札は行われていない模様。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、「マンチェスター・Cアル・アハリからの入札および書類提出を待っている」と前置きした上で、取引はメディカルチェック予約前の重要な段階に差し掛かっていると指摘している。

 今夏の移籍市場で多発している大物選手のサウジアラビア移籍。果たしてマフレズも“3冠王者”を離れ、中東に新天地を求めることになるのだろうか。

By サッカーキング編集部

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