グリーリッシュが粋な計らい…余命宣告された白血病の20歳の男性に約90万円を寄付

　マンチェスター・Cに所属するイングランド代表FWジャック・グリーリッシュが、粋な計らいを見せたようだ。18日、イギリス紙『ミラー』が報じている。

　報道によると、グリーリッシュは白血病と戦う20歳のディラン・ラムさんに5000ポンド（約90万円）を寄付したようだ。白血病によって余命数カ月と宣告されたディランさんは、アメリカでの治療を必要としており、ディランさんの家族と友人たちは100万ポンド（約1億8000万円）を集めようとしているとのこと。グリーリッシュの助けもあり、現時点で寄付額は9万ポンド（約1619万円）となっているようだ。

　ディランさんに5000ポンドを寄付したことが伝えられたグリーリッシュは、過去にイギリスメディア『BBC』のインタビューで幼い頃に弟を亡くしていることや、自身の妹が脳性麻痺を患っていることを明かしている。そのようなこともあり、グリーリッシュは障がいをもつファンを勇気づけることも多く、FIFAワールドカップカタール2022では脳性麻痺の少年との約束を果たすため、得点時には特別なゴールパフォーマンスを行ったり、今年の6月には視覚障がいを持つ子供にサイン入りのユニフォームと点字で書かれた手紙をプレゼントしたことも明らかとなっている。