マンC、アケ＆リコ・ルイスとの新契約締結が間近に…両選手とも週給増額か

　マンチェスター・Cが、オランダ代表DFネイサン・アケとU－21イングランド代表DFリコ・ルイスとの契約延長に近づいているようだ。26日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

　昨シーズンはプレミアリーグ、FAカップ、チャンピオンズリーグ（CL）を制覇し、イングランド勢24年ぶりの“トレブル”達成を果たしたマンチェスター・C。開幕まで1カ月を切った2023－24シーズンに向けて調整を進める“3冠王者”は、東京で横浜F・マリノスとバイエルンを撃破。今後は韓国でアトレティコ・マドリードとの親善試合を行い、8月6日のFAコミュニティーシールドでアーセナルと激突する。

　そんなマンチェスター・Cが、2人のDFとの契約延長に近づいているようだ。1人目は現行契約が2025年6月末で満了となる28歳のアケ。昨シーズンはセンターバック（CB）と左サイドバック（SB）を主戦場に公式戦41試合に出場し、安定感あるプレーで3冠達成に貢献した。マンチェスター・Cは同選手に対して、新たな契約を用意しており、週給の金額も引き上げる見込みだという。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、すでにアケとマンチェスター・Cは新契約の締結で口頭合意に達しているようだ。

　2人目は弱冠18歳の右SBリコ・ルイス。昨シーズンにトップチームデビューを果たした若武者は、昨年11月2日に行われたCLグループG第6節で「17歳346日」にして大会初出場と初ゴールを記録し、2つの最年少記録を樹立。最終的には公式戦23試合に出場した。現行契約が2024年6月末までとなっている同選手に対し、マンチェスター・Cは新たに5年契約を準備しているとのこと。また、1年間の延長オプションも付随すると見られている。なお、週給は大幅にアップする可能性が高いようだ。

　ロマーノ氏によると、リコ・ルイスについても契約延長交渉は既に合意に達しているとのこと。両者ともにクラブからの正式発表が間近に迫っているようだ。