マンチェスター・ユナイテッドに所属するグリーンウッド [写真]=Getty Images
マンチェスター・Uに所属している元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッドは、同クラブへの残留を切望しているようだ。29日、イギリス紙『サン』が伝えている。
現在21歳のグリーンウッドは7歳からマンチェスター・Uの下部組織に所属し、2019年には17歳の若さでトップチームデビュー。クラブから背番号「11」を与えられるなど将来を期待されていたが、2022年1月に恋人であるハリエット・ロブソンさんに対するレイプと暴行容疑で逮捕。その後、レイプ未遂、支配的で強制的な行動、実際に身体的危害を与えた暴行などの罪で起訴され、マンチェスター・Uでの活動が停止となっていたが、今年に入り起訴が取り下げられた。
ローマやアタランタからの関心が報じられるグリーンウッドだが、本人はマンチェスター・Uでキャリアを再開したいと周囲に漏らしている模様。同紙によるとグリーンウッドの関係者が、「彼は親しい人たちに、多くのことを学んだと述べている。彼は今月初めに父親となり、自分が成長しなければならないことを実感している」と語ったようだ。
また、28日には同選手との交渉が報じられ、復帰を後押ししていると伝えられたスポーツブランド『アディダス』については、「彼はアディダスに感謝している。スポンサーが彼の周りにいることは、この上なく大事なことだ」とマンチェスター・Uのユニフォームサプライヤーを務めるアディダスに、グリーンウッドが謝意を感じていると明かした。
チームを率いるエリック・テン・ハフ監督は、現在プレシーズンを過ごしているアメリカでの取材でグリーンウッドの去就を問われ、「クラブの決定についてはあまり喋れないが、自分の意見はクラブに共有したので、どうなるか見てみよう」と述べており、動向に注目が集まっている。2022年1月以降、ピッチに立てていない状況が続いているが、マンチェスター・Uへの残留を果たせるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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