ヴォルフスブルクでの2年目は主力として活躍したファン・デ・フェン [写真]=Getty Images
トッテナムは8日、ヴォルフスブルクからU-21オランダ代表DFミッキー・ファン・デ・フェンが完全移籍加入することを発表した。
ブンデスリーガで成長を遂げた左利きの若きセンターバックが、プレミアリーグの舞台に挑むこととなった。クラブの発表によると、ファン・デ・フェンは2029年6月30日までの6年契約を締結。背番号は「37」に決まった。移籍金は発表されていないものの、イギリスメディア『BBC』によると、4000万ユーロ(約63億円)ほどの見込み。ボーナスを含めると総額5000万ユーロ(約78億円)に達する可能性があるようだ。
ファン・デ・フェンは2001年4月19日生まれの現在22歳。母国のフォレンダムのアカデミーで育ち、2019-20シーズンにトップチームデビューを飾った。翌シーズンは負傷によって離脱した時期もあったものの、アクシデントを除いた期間では主力に定着し、エールステ・ディヴィジ(オランダ2部)26試合出場2ゴールを記録。2021年夏にヴォルフスブルクへと完全移籍した。ヴォルフスブルクでの1年目はケガにも悩まされて出場時間を伸ばせなかったが、2022-23シーズンはシーズンを通して最終ラインの主力に君臨。193cmの体躯を武器に公式戦36試合のピッチに立ち、1ゴールを挙げた。
今夏のマーケットにおいて、トッテナムはエンポリからイタリア代表GKグリエルモ・ヴィカーリオ、レスターからイングランド代表MFジェームズ・マディソン、シャフタールからイスラエル代表FWマノル・ソロモン、ブラックバーンからU-19イングランド代表DFアシュリー・フィリップスの完全移籍加入を発表。加えて、ユヴェントスからスウェーデン代表MFデヤン・クルゼフスキ、スポルティングからスペイン代表DFペドロ・ポーロの買い取りも決まっている。ファン・デ・フェンは今夏7人目の補強、そして5人目の新戦力として“スパーズ”に加わることとなった。
アンジェ・ポステコグルー新監督率いるトッテナムは、8日にジョアン・ガンペール杯でバルセロナとの試合が予定されている。2023-24シーズンのプレミアリーグは11日に開幕。トッテナムは13日に敵地でブレントフォードと対戦する。
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By サッカーキング編集部
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