アーセナル加入が濃厚と報じられているラヤ [写真]=Getty Images
アーセナルが、ブレントフォード所属のスペイン代表GKダビド・ラヤの獲得に近づいているようだ。8日、『アスレティック』や『ガーディアン』など複数のイギリスメディアが伝えている。
今夏の移籍市場で推定総額2億800万ポンド(約380億円)を費やす大型補強を敢行し、オランダ代表DFユリエン・ティンバー、イングランド代表MFデクラン・ライス、ドイツ代表FWカイ・ハフェルツを獲得したアーセナル。新戦力3人が揃ってスタメン出場した現地時間6日のFAコミュニティ・シールドでは、PK戦の末に“3冠王者”マンチェスター・ Cを下し、新シーズンをタイトル獲得という最高の形でスタートさせた。
そんなアーセナルが今夏の“次なる一手”として着手しているのが、GKの補強。イングランド代表GKアーロン・ラムズデールの競争相手を探す同クラブは、過去4シーズンに渡ってブレントフォードの守護神として活躍している27歳のラヤに白羽の矢を立て、かねてから交渉に臨んでいる。既に選手本人とは長期契約の締結で個人合意に達し、残すところはクラブ間での移籍金交渉のみとも報じられていた。
そして今回の報道によると、アーセナルとブレントフォードとのクラブ間交渉が遂に合意に達した模様。ラヤは今夏4人目の新戦力として、ミケル・アルテタ監督率いるチームに加わることが濃厚となったようだ。移籍金はボーナス込みで3000万ポンド(約55億円)、契約期間は1年間の延長オプションが付随した2028年6月末までの5年間となる見込みと報じられている。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、クラブ間での交渉が合意に達したことを強調しつつ、今週中にメディカルチェックが実施される予定と伝えている。なお、同選手に対してはバイエルンも関心を寄せていたものの、選手本人は常にアーセナルへの加入を希望していたようだ。
なお、昨年夏にアーセナルに加入し、昨シーズンは公式戦7試合でゴールマウスを守ったアメリカ代表GKマット・ターナーについては、ノッティンガム・フォレストへの完全移籍で既に合意に達している模様。わずか1年での退団が決定的となったようだ。
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By サッカーキング編集部
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