オイペンへのレンタル移籍が決定したスロニナ [写真]=Getty Images
チェルシーは10日、アメリカ代表GKガブリエル・スロニナがジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のオイペンにレンタル移籍することを発表した。なお、移籍期間は2023-24シーズン終了までとなる。
現在19歳のスロニナはシカゴ・ファイアーの下部組織出身で、2019年にクラブ最年少記録となる14歳でプロ契約を締結。2021年8月に17歳81日でトップチームデビューを果たし、メジャーリーグ・サッカー(MLS)で先発出場した史上最年少GKとなった。トップチームでは公式戦通算43試合に出場し、昨年8月にチェルシーへの完全移籍が決定した。また、世代別のアメリカ代表に選出されてきた同選手は、2021年12月にA代表にも初招集され、今年1月にはデビューも果たした。
チェルシーと2028年6月30日までとなる長期締結をしたスロニナは、昨年末までシカゴ・ファイアーにとどまり、今年1月にチェルシーに合流したものの、ここまでトップチームでの出場機会はなく。それでも、今夏に行われたプレシーズンには帯同し、1試合に出場していたが、レンタル移籍となることが決定した。
スロニナが加入することを受け、オイペンのゼネラルディレクターを務めるクリストフ・ヘンケル氏はクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「オイペンにとってガブリエル・スロニナのような才能と品格を備えたGKと1シーズン契約できることはまたとない機会だ。チェルシーに移籍する前、彼には欧州のいくつかのトップクラブから関心が寄せられていた。ガブリエル・スロニナと協力することを楽しみにしているし、今シーズンの目標達成に彼が貢献してくれることを確信している。私たちはガブリエルをオイペンチームに心から歓迎する」
By サッカーキング編集部
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