ラポルテのサウジアラビア移籍が正式決定! [写真]=Getty Images
アル・ナスル(サウジアラビア)は24日、マンチェスター・シティからスペイン代表DFアイメリク・ラポルテを完全移籍で獲得したことを発表した。
契約期間は2026年6月30日までの3年間で、背番号は「27」に決定。移籍金については明らかになっていないが、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、最大3000万ユーロ(約47億円)がマンチェスター・シティに支払われたという。また、ラポルテの年俸額は2000万ドル(約29億円)程度と見られている。
フランスのアジャンで生まれ育った現在29歳のラポルテは、2010年夏にアスレティック・ビルバオの下部組織に入団し、2012年11月にトップチームデビューを飾った。程なくしてセンターバック(CB)の定位置を掴むと、その後の約5年間で公式戦通算222試合に出場し10ゴール6アシストをマーク。2015-16シーズンにはスーペルコパ・デ・エスパーニャ制覇を経験した。
2018年1月にはマンチェスター・シティに完全移籍加入。以降の約5年半で公式戦通算180試合に出場し12ゴール4アシストをマークするなど、最終ラインの主軸として合計15個ものタイトル獲得に貢献した。足元の技術に定評のある左利きCBとして存在感を放っていたものの、昨シーズンはスイス代表DFマヌエル・アカンジの加入やオランダ代表DFネイサン・アケの成長などにより、出場機会が減少。かねてから今夏の移籍が噂され、23日には選手自身が退団を発表していた。
また、2021年5月にはスペイン国籍を取得し、翌月に同国代表にデビュー。昨年のFIFAワールドカップカタール2022で4試合中3試合にフル出場するなど、ここまで国際Aマッチ通算22試合出場1ゴールという成績を残している。
ラポルテが加入したアル・ナスルは、今夏の移籍市場でヨーロッパからの積極補強を敢行。ここまでブラジル代表DFアレックス・テレスやクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾヴィッチ、コートジボワール代表MFセコ・フォファナ、ポルトガル代表MFオタヴィオ、セネガル代表FWサディオ・マネらを獲得している。
By サッカーキング編集部
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