今夏バルセロナに加入したギュンドアン [写真]=Getty Images
マンチェスター・シティからバルセロナに移籍したドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンが、今夏の移籍を振り返った。6日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。
1990年10月24日生まれのギュンドアンは現在32歳。ニュルンベルクやドルトムントなどで活躍した同選手は、2016年夏にマンチェスター・シティに加入した。公式戦通算304試合の出場で60ゴール40アシストを記録し、昨シーズンの“トレブル”を筆頭に、計14タイトルの獲得に貢献した。
現行契約が昨季限りとなっていたことから、去就に注目が集まっていたギュンドアンはマンチェスター・シティからの契約延長オファーや他クラブからもオファーがあったなか、バルセロナ加入を決断し、1年の延長オプションも付随した2025年6月30日までとなる契約を締結した。
当初マンチェスター・シティの契約延長オファーは1年だったものの、最終的には2年が提示されていたことが報じられていたが、さらなる長期契約が提示されていたら契約延長に応じていたのかと聞かれたギュンドアンは「正直に話すが、多くの人は知らないけど、それは1年や2年程度ではなかった」と語りながら、次のように続けた。
「シティは交渉が本格化するまで比較的長い時間がかかった。これがもう少し早く進んでいたら、状況は変わっていたと思う。でも、結局のところ、これは完璧な終わりだったし、これ以上のタイミングはなかった。バルセロナでプレーすることが子どもの頃からの夢だったしね」
さらに、正確にオファーが提示されたのはいつ頃だったのかという問いには「詳細には触れたくない」とコメントしつつ、「シーズンのかなり終盤だった」ことも明かした。
「でも、チャンピオンズリーグの準々決勝や準決勝となると、選手たちは純粋にスポーツに集中したくなる。どうやって進めればいいかわからなかったし、何も計画はできなかった。ペップ(ジョゼップ・グアルディオラ監督)への感謝の気持ちは常にあったけど、クラブは長い間正式には動かなかった。5月まで移籍したいと思う理由はほとんどなかった。3冠制覇は最高の栄光だったしね。でも、そのようにはならなかったんだ」
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By サッカーキング編集部
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