誤審によりゴール取り消しとなったルイス・ディアス [写真]=Getty Images
リヴァプールが、トッテナム戦で物議を醸した判定についてレフェリー側で交わされた音声の公開を求めたようだ。2日、『BBC』や『スカイスポーツ』など複数のイギリスメディアが伝えている。
現地時間9月30日に行われたプレミアリーグ第7節でリヴァプールはトッテナムと対戦。26分にカーティス・ジョーンズに1発レッドカードが提示されると、その8分後にはスルーパスに抜け出したルイス・ディアスがネットを揺らすもオフサイドの判定で得点は認められず。69分にはディオゴ・ジョッタも2枚目のイエローカードで退場となり、9人のリヴァプールは最終盤の失点により1-2で敗れた。
しかし、試合後にプレミアリーグのプロ審判協会(PGMOL)は、34分のL・ディアスのゴール取り消しの判定に関し『重大な人為的ミス』があったことを発表。当該の判定が誤審であったと認め、リヴァプールへ謝罪したことを明かした。誤審の経緯については、通常の手順に従ってあらゆる点の確認がなされたものの、VAR担当のダレン・イングランド氏が主審の判定を勘違いしていたことから、当初の判定がそのまま適用されたことが報じられている。
これを受け、リヴァプールは翌日に異例の声明を発表。「競技規則が正しく適用されず、スポーツとしての誠実さが損なわれたことは明らかだ」などとし、正しい判定が下されなかったことへの不満を明らかにした。
さらに今回の報道によると、リヴァプールはL・ディアスのゴールが認められなかった場面について、マッチオフィシャル間で交わされていた会話音声の公開をPGMOL側へ正式に要求したという。また、C・ジョーンズがイヴ・ビスマへのチャージにより一発退場を宣告された場面についても、当該の判定に対する異議申し立てを行なったようだ。
なお、『BBC』が報じたところによると、今シーズンのプレミアリーグでは6試合でマッチオフィシャル間の会話音声が公開されているとのこと。その中にはPGMOLが誤審を認めた開幕節マンチェスター・ユナイテッドvsウルヴァーハンプトンでの、アンドレ・オナナとサーシャ・カライジッチの接触プレー時の音声などが含まれているという。
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By サッカーキング編集部
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