大荒れの展開に終わったトッテナムとチェルシーの一戦 [写真]=Getty Images
激しい展開となった6日に行われたプレミアリーグ第11節トッテナムとチェルシーによるロンドン・ダービーの試合時間に注目が集まっている。7日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
前節まで無敗で首位に立っていたトッテナムと11位につけていたチェルシーによる一戦は、6分にデヤン・クルゼフスキのゴールでトッテナムが先制したものの、35分にコール・パルマーのPK弾でチェルシーが前半のうちに追いついた。
PKにつながるファウルでクリスティアン・ロメロが退場となったトッテナムは、55分にもデスティニー・ウドジェが2枚目のイエローカードで退場となり9人に。その後、75分にニコラス・ジャクソンのゴールでリードを手にしたチェルシーはジャクソンがハットトリックを達成し、4-1で逆転勝利を収めた。一方のトッテナムは今季リーグ戦初黒星で2位に転落した。
注目の一戦はチェルシーの逆転勝利に終わったが、内容とともに試合時間も物議を醸すものとなり、元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏は「興行収入」と呼んだほか、テレビ解説者のピーター・ドラリー氏は「大虐殺と混乱」だったと振り返る展開となった。
この試合は14分にソン・フンミンのゴールがVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)により取り消されたのを皮切りに、ウドジェやロメロ(実際に退場したものとは別の場面)に退場の可能性があったことからVARで確認されたほか、3度ネットを揺らしたチェルシーの得点もVARで認められないなど、前半だけで9回ものVARチェックが行われた。
さらに、トッテナムのMFジェームズ・マディソンやDFミッキー・ファン・デ・フェンが負傷したことで治療と交代が必要だったことや、両チーム同士の揉み合いも勃発したこともあり、前半のアディショナルタイムが12分に。後半は早い段階でトッテナムが9人となったことも影響し、前半ほど荒れた激しい展開にはならなかったものの、オフサイドと判定されたトッテナムのネットを揺らした場面もVARでチェックされたこともあり、後半もアディショナルタイムは9分と表示されていた。
しかし、データサイト『OPTA』によると、試合時間は前後半合わせて「111分15秒」行われたものの、実際にプレーが行われていたインプレー時間は「47分57秒」だった模様で、わずか43パーセントしかなく、これは過去2シーズンのプレミアリーグの試合の中で最も低い割合だったという。
今シーズンからプレミアリーグでは「ゴール&セレブレーション」「選手交代」「ケガ&治療」「PK」「レッドカード」などの場面でプレーが止まった際に、止まった瞬間から再開するまでの時間を計測し、それがアディショナルタイムに足されるよう新たなルールが導入されている。
しかし、そんななかでも何度もゴールチェックが繰り返されたほか、負傷者の治療や退場の確認が何度か必要だったトラブル続きのロンドン・ダービーのインプレー時間は、45分ハーフを少し上回る程度で終わっていたことが明らかになった。
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By サッカーキング編集部
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